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親指の恋人

石田衣良の小説読みました。

風呂場でさくっと二時間ほどで…


六本木ヒルズマンションに暮らす大学生と薄給のパン工場で働くジュリアは出会い系サイトで知り合う。金持ちと貧乏の格差恋愛。


メールから始まる恋。
まさに親指の恋人。

メールの文章が多く
読みやすい小説でした。

印象に残ったのはジュリアがスミオに

金持ちが下の世界を見にくるのは簡単なことだけど、貧乏人が上の世界に行くには重力に逆らわなければいけないから大変なんだと言った所です。

お金持ちの家で何一つ不自由に暮らしているスミオと借金のある父親のもとで学校に行くために必死で働くジュリア

一見対照的な2人ですが、父親を嫌っていること、母親を亡くしていること、自分が幸せではないと思っているという共通点があります。

2人は自死を決意した時に本当に幸せだと感じます。

まさしく、幸せは自分の心が決める byみつお

最近思うけど
人と比べると幸せになれないと言うけれど、
女である以上変えるのは難しいと思うんですよね。だからこそ、人に負けないように努力したり悩んだりするけど
結局元々持ってる人間には敵わなくて、羨ましいと思ったりして…切ないよね。

この小説には2人は普通の幸せを求めていたとあるけど、私もその普通の生活がどれほど羨ましいと思ったことか…

私は学生時代の青春をほぼぼっちで過ごしていたしいじめられっ子のでブスだったから、普通の生活がとても羨ましく思う。友達と通学する電車通勤の女子高生が羨ましい。

人と交われない違和感を感じながらも、、
25にもなってそんなことを気にしてはいられないんですよ。

でも、やっぱり本音は羨ましいんです。とても
普通の生活がとてもとても羨ましくて、


そんなないものねだりの自分に自己嫌悪